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いつやるか?認知症対策と相続対策

 

平均寿命?健康寿命?

 

健康寿命という言葉、聞いたことがあるでしょうか?

健康寿命とは、国連の世界保健機関〈WHO〉が提唱している指標です

(WHOといえば、新型コロナ感染症のニュースでもよく名前が出てきますよね)

「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を健康寿命といいます。

 

ここで言う健康上の問題というのは「がん」や「糖尿病」といった病気だけに限りません。

いろいろな理由で介護が必要になっていたりすること。

 

たとえば認知症・・・

 

厚生労働省の発表したところによると

女性の平均寿命は約87歳、でも健康寿命は約75歳、その差約12年

男性は女性よりも少し短くて、平均寿命は約81歳、でも健康寿命は約72歳、その差約9年

 

さて、認知症がすすんでいくと

家族のために遺言書を残すことができなくなったり

自分の後見人を自分で選ぶための契約ができなくなったり

自分のことを自分で決めることがむずかしくなってしまいます。

 

つまり

健康寿命こそが、認知症対策や相続対策をする時期の目安なのです。

 

家族のために

自分のために

認知症対策・相続対策

いつやるか?

「〇〇でしょ!」(ここはみなさまがよくご存じの言葉で)

(記事:青木富孝)